『全米反検閲連盟のミンチェバ博士、日本の児ポ法改正案に懸念表明 – YouTube』の字幕テキストおこし


全米反検閲連盟のミンチェバ博士、日本の児ポ法改正案に懸念表明 – YouTube
2013年7月10日 – 1:11|Twitter / ogi_fuji_npo(荻野幸太郎‏) より。

  • 私はS・ミンチェパ。全米反検閲連盟の役員です。
  • 連盟は全米で活動している50の団体から構成されー
  • 表現の自由を訴えています
  • 私は懸念を表明したいのは
  • 日本の児童ポルノ禁止法の改正案についてです
  • 中でも特に憂慮している項目があります
  • それは漫画・アニメを対象としてー
  • 児童虐待との関連性を調査研究するというものです。

13Q2児童ポルノ禁止法改正案・附則第二条のこと(新旧対象表には載っていない)

  • 文化的創作活動と犯罪行為を結びつける過剰な提案と言えます。
  • 作品の萎縮や自己検閲につながり、表現の自由を奪いかねません。
  • 漫画やアニメには世界中に大勢のファンがいます
  • 世界でも人気のこの文化的創作活動にー
  • 深刻な悪影響を及ぼすことになるでしょう
  • 調査対象として、漫画・アニメを選ぶことはー
  • 想像と現実の児童虐待を同等とみなす行為です
  • それは重大な犯罪の児童虐待を軽視するだけでなくー
  • 不当に想像というものを罰することになります
  • 賛否両論ある作品であっても、想像は誰も傷つけたりしません。
  • 想像を守ることは、表現の自由を守ることです。
  • 言うまでもなく児童虐待は重罪で、世界でも深刻な犯罪行為です。
  • だからこそ児童虐待との間には、明確な線引きが必要です。
  • 性的虐待の画像などはー
  • 現実の虐待行為の記録物であり、違法性が認められます。
  • 創作で描かれている児童の性的な画像がー
  • 違法や問題だと言われるのとは明らかに違います。
  • 後者の場合は、創作物の理念や想像がー
  • ただ誰かの反感を買っただけです。
  • 2002年 米最高裁で、ある法律が違憲とされました
  • それは未成年らしき人物や、未成年者の性描写を扱ったー
  • 写真 ビデオ CG画像などを違法化するものでした
  • 全ての視覚的表現物がその対象でした
  • なぜ最高裁は違憲と判断したのか?
  • それは明確な線引きが必要だったからです
  • 処罰の対象として行為と表現は区別すべきと考えたのです
  • 最高裁も判決の際に述べていますが
  • 児童ポルノの配布と所持を法律で禁止し
  • 表現の自由を制限しているのはその制作過程のためです
  • つまり、実在する児童への虐待が行われているからです
  • しかし、漫画・アニメや映画の描写では
  • 児童とみられる人物の姿は
  • まったくの想像の世界における表現にすぎません
  • 実際には虐待行為はなくー
  • それらの媒体の中に被害者は存在していないのです
  • 表現と行為は、明確に区別されるべきなのです
  • 純粋な表現や創作物の規制を図る理由はー
  • 人に不快感を与えるからという単純なものです
  • 悪しき行動を招くという主観的な見解によってー
  • 表現の自由という権利を害する許しがたい行為です

※参考:13Q2児童ポルノ禁止法改正案・附則第二条(PDF)

(検討)

第二条 政府は、漫画、アニメーション、コンピュータを利用して作成された映像、外見上児童の姿態であると認められる児童以外の者の姿態を描写した写真等であって児童ポルノに類するもの(次項において「児童ポルノに類する漫画等」という。)と児童の権利を侵害する行為との関連性に関する調査研究を推進するとともに、インターネットを利用した児童ポルノに係る情報の閲覧等を制限するための措置(次項において「インターネットによる閲覧の制限」という。)に関する技術の開発の促進について十分な配慮をするものとする。

2 児童ポルノに類する漫画等の規制及びインターネットによる閲覧の制限についてはこの法律の施行後三年を目途として、前項に規定する調査研究及び技術の開発の状況等を勘案しつつ検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする

主語(ナニを)と、述語(ドウする)。→ 漫画類の規制と金盾やります
どのように             → 向こう三年間の研究開発の成果を活かして

第二条 1項の太字下線部       → その為の予算つけます
cf.児童ポルノ規制に名を借りた表現規制法案で新たな事実《松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」》

  • 提言された漫画・アニメと犯罪行為の関連性の調査はー
  • 文字通りの調査に過ぎず、規制目的ではないかもしれません
  • 人間の行動は、様々な要因に影響されると解明されています
  • 周囲の環境や遺伝的要因、その場の状況ー
  • そして、これまでに接してきた文化的創作物もその一つです
  • ところが今回の改正案は、特定の文化的創作物がー
  • 犯罪行為を引き起こす可能性を示唆しています

それにより人々が特定の創作物に偏見を持つことは確実です

  • 表現を規制しようとする論争が巻き起こることでしょう
  • 規制は、まやかしの解決策です
  • よく聞くのは、特効薬を使えばー
  • 私たちの文化が直面した問題は解決できるという意見です
  • 皆が考えがちな特効薬というのはー
  • 問題視される文化的表現の規制ですが、それは誤りです
  • 規制は創作活動において、文化的表現を抑圧するものでー
  • 製作者の自己検閲につながります
  • さらに、政治的な利用価値を見いだす人々によってー
  • こうした表現が違法化される恐れもあります
  • しかし、それでは社会問題の解決にはいたりません
  • 表現の自由が奪われるだけです

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